こんな方におすすめ
- 派遣の仕事を探している人
- 派遣から正社員に登用されるか知りたい人
どうも、わやです。
今回は研究職の派遣事情について説明したいと思います。話す内容は以下のかんじです。
研究職の派遣事情
- 研究職に派遣っているのか
- 仕事内容・働き方
- 契約は切られるのか?
- 派遣から正社員登用
派遣事情
今の日本における派遣事情ってどんな状況かご存知でしょうか?良く知らないって人向けに私の方で簡単に情報をまとめました。下にグラフがあります。
日本で働いている人がだいたい5600万人くらい、アルバイトやパートなどなど全部で5600万人です。
そしてその内、2.5%が派遣として働いている人です。多いか少ないかっていうとちょっと微妙なんですが、ここ5年くらいで見てみると2.5%っていう数字が増えなくなっています。
つまり、派遣社員を求める企業が増えなくなってるってことです。これって派遣をしようと考えてる人にとっては結構マズくて、これまでは派遣なら職が見つかるだろうって雰囲気があったと思いますがそうじゃなくなるってことです。
しかも今はコロナもあって、職探しがかなり難しいことになってます。派遣だからって就職活動に手を抜いている時間はないんです。
なので、この記事では研究職における派遣事情を説明しまして、就職活動で調査にかかる時間を減らしてもらえたらと思います。実情がわからないと、活動も不安がある状態でしないといけないのでスッキリしないですよね。
証拠
これらの話がちゃんとできるのかってところですが、私はメーカーで研究職を5年間ほどやってます。なので、働いている間に研究職における派遣事情ってのも見えてきました。この記事を見られている方の参考にできればと思ってまとめています。
ざっくりしたプロフィールはこちら
- 名前:わや
- 学歴:国立大学大学院 電気電子工学専攻卒
- 出身:九州
- 年齢:29歳(入社5年目)
- 会社:メーカー(従業員は数万人)
- 職種:研究職
- 仕事内容:設計・開発・品質管理・生産技術・JIT・プログラミング
研究職に派遣っているのか
結論言っちゃうと、派遣社員の方います。
研究職の人もいますし、事務的な処理をしてくれる執務としていらっしゃる派遣の方もいます。
気になるのはどれくらいいるのか。あとは派遣社員として採用されるのは難しいのかってところですよね。
それぞれ説明します。
派遣社員の割合
まず私の所属にいる派遣さんですが、40人中1人です。
1年くらい前までは4人いらっしゃったんですが、コロナの影響で出社制限等かかるようになり、徐々に減らされていきました。
40人中1人なら、日本の平均2.5%と大体同じくらいですが、もうちょっとほしいような気もしてます。
4人いたときは10%くらいだったので、これは結構すごい数字だったんだなとこの記事を書きながら思ってしまいました。
派遣研究職は採用されづらいのか
正直これって回答難しいんです。。私は採用になにも関わっていないので。
ただし、実際の派遣社員の方から話を聞いてみたり、その人の実力を考えると
採用されるのは難しくない、と思います。
このあとに派遣社員さんの仕事内容を具体的に書きますが、する仕事ってそれほど難しくもないですし、責任も大きくありません。
支持された仕事をちゃんと理解して実践し、わからなければ相談するってことができればかなり働く環境としてはいい部類です。
前あった話では、この技術がほしいから採用した派遣社員の方が、実はそのスキルを持っていないとかありましたが、期間満了までいらっしゃいましたね。
使えないからいらないってなかなか制度的にできないものです。
派遣研究職の仕事内容
それでは研究職の派遣社員さんの仕事内容を説明します。まとめると以下のとおりです。
ポイント
- 専門的業務(図面作成、プログラミング、実験補助など)
- 報告書まとめ
これだけです。正直言って、派遣社員の方に責任の大きい仕事を任せることができないのです。
意地悪でできないのではなくて、制度・ルール的に派遣社員の方にしてもらうわけにはいけなようになっています。何か大きなトラブル・失敗をされた場合、本人にも派遣会社にも大変な負担になってしまう恐れがあるためです。
なので、基本的には派遣として採用された理由である、専門的スキルがあると思いますので、そのスキルに関わる仕事をすることになると思います。
ここから話をちょっと膨らませまして、研究職に派遣社員として入った場合、切られやすいのか、正社員登用があるのか、について解説します。
派遣研究職は切られるのか
まず派遣が切られやすいのか、ですが、研究職かどうかが切られやすいということはないです。
むしろ結構長く使ってくれる傾向にはあります。
だけど実際に切られる人はいます。しかも案外傾向があるので、ちゃんと傾向を掴んでぜひとも切られないように気をつけましょう。
切られる人の特徴は!
『専門的スキルが足りない人』です。
専門的スキルが足りないってそんな事言われても。。っと思いますよね。でもね、大丈夫なんです。そんなすごいスキルを持ってる人ばっかりじゃないんです。
というのも、研究職で正社員やってる人も専門的スキルそんな持ってないんですよ。むしろ時間がなくてスキルを身につける時間ないんですよ。だからこそ専門的スキルを持ってる人がすぐ欲しくて派遣さんを呼ぶわけです。
なので、自分が呼ばれた理由が何なのかをちゃんと理解して、そのスキルを遺憾なく発揮してくれれば、なんの問題もなく働き続けることができます。
派遣から正社員登用はある?
さらに話を発展させます。
派遣として働く以上、その職場で働き続けられるのか気になりますよね。派遣社員って責任が少ないのは良いけど、期間満了するとそのたびにドキドキしながら更新できるのかと悩むことになります。
できることなら正社員に登用してほしいなっと思うはずです。
ではさっそく答えを言いますと、
研究職で派遣から正社員への登用は、あります!。
ただ最初に言っておきますが、会社によると思います。少なくとも私の職場では正社員になって管理職相当まで上り詰めている人が実際にいます。今もバリバリ信頼を得ながら働いています。
でも誰でもなれるわけじゃないです。
さっき派遣社員が切られるかどうか話しましたが、つまりずっとその職場で働いていてほしいと思ってもらえる人材でなければなりません。正直言って、期間が終わりそうになるたびに、不安に思うくらい自信がないのなら、正社員登用は厳しいものがあるかもしれません。
研究職はいわば、専門的スキルを極めるべく入る職場です。好かれる嫌われているとかの前に、専門的スキルで周りを納得させなければいけないってことを覚えていてください。
結論:研究職の派遣はある。仕事環境いいし、正社員も目指せる
いかがだったでしょうか。
私の職場にいる派遣社員から聞いた話や、周りの状況を見て知った研究職での派遣事情を解説しました。
良くも悪くも技術力、専門的スキルが高ければ派遣とか関係なく輝ける職場が研究職です。
今専門的スキルに自信がなかったとしても、働きながら就職活動しながらでも学習して身につけることができます。
何もたくさんのスキルが必要なわけではなくて、なにか一つスキルを身につけてください。そうすれば、そのスキルを今すぐにでも欲しがってるところから声がかかり呼ばれて、大活躍することができます。
今後とも研究職についてなど、理系の方向けの情報を発信していきます。記事を執筆すればtwitterのほうで告知しますので、良かったフォローしてください。
ありがとうございました。