世の中、いろんな職種がありますね。知らない職種のほうが多いと思います。
例えば、一般的なところで言えば営業や事務、設計、受付、最近人気な職種としては動画クリエイター、ブロガー、ITエンジニアなどなど。。
数えたらキリがない職種ですが、本記事では、研究職のメリット・デメリットを説明します。
結論から言いますが、研究職はメリットだらけで本当におすすめです。
いや、お前誰だよって思われると思いますので、簡単に自己紹介します。
そもそも私が研究職のメリット・デメリットを説明する理由ですが、私自身がもう5年間研究職を続けているからです。
5年も働けばだいたいどういうものかわかってきます。
もちろん良いところもあれば悪いところもあります。私のプロフィールをまずは御覧ください。
- 名前:わや
- 学歴:国立大学大学院 電気電子工学専攻卒
- 出身:九州
- 年齢:29歳(入社5年目)
- 会社:メーカー(従業員は数万人)
- 職種:研究職
- 仕事内容:設計・開発・品質管理・生産技術・JIT・プログラミング
こんな感じです。本当はもっと細かく伝えたいのですが、同僚に見つかるとめんどくさいのでぼかしてます。
ただ御覧頂いてる方の参考にはなると思います。
ちゃんと研究職で約5年勤務していますので、それなりに研究職がどういうものかわかっています。
ただし、プロフィールを見てもらったらわかると思いますが、いわゆるメーカーの研究職です。
化学系の研究職とはちょっと違うところがあると思いますので、ご注意ください。
研究職ってどういう仕事?
まず研究職がどういうものかを説明して、メリット・デメリットを説明したいと思います。
まずメーカの職種ってだいたい決まっていて、研究職、設計開発、生産技術、品質管理、生産現場となります。もちろんこれ以外にも事務の方たちもいらっしゃいますし、名前が微妙に違うこともありますが、ニュアンスは伝わるかと思います。
それぞれを簡単に説明すると
メーカーの技術職
- 研究職:新しい技術の発明や生産拠点で困っていることを解決する
- 開発設計:自社製品の開発や設計を担当、花形
- 生産技術:製品を量産する設備の管理
- 品質管理:製品が問題なく生産できているか管理
- 生産現場:製品を製造する
こんなかんじになります。
『発明とかって難しそうでできるか不安だ』と『花形の設計がいいのでは?』など思われると思いますが、安心してください。
それでも研究職がおすすめだと思っていますので、続きを見てメリット・デメリットを比較してください。
研究職のメリット1 休みやすい
まず研究職のメリット1つ目は『休みやすい』です。
近年働き方改革が進められていますが、それでもなかなか休みづらいのが現代日本です。
特に出勤が必要な理由があるとなかなか上司に相談すらできない。。。なんてことも良くあります。
メーカーは製品を作って売ることで初めて売上が上がることから、生産を止めるな!なんて耳にします。
そんな事言われてしまうと、明日休んでいいですか?なんて言えないです。
でも安心してください。研究職ならそんな事ありません。
みんなそれぞれに仕事が振られて、自分の仕事は自分のペースでやっていきます。
もちろんゆっくりやったりしてたらいつまでも仕事が終わらない人だなんて思われてしまいますが、真面目にやることやってたら怒られません。
そして、なんと言っても研究職は製品を作りません。
つまり生産現場を直接持っているわけではないので、自分が一人休んだところで何も困らないのです。
それはそれで寂しいような気がしますが、研究職が貢献するところは製品を量産することではないので、気にしないでいいのです。
あと当たり前ですが、土日休みがほとんどだと思います。現場がトラブったから出勤ということはほとんどないと思います。
研究職のメリット2 肉体的疲労が少ない
研究職メリット2つ目は、『肉体的疲労が少ない』です。
肉体的疲労がないってやっぱり良いですよ。人間というものは肉体的に疲れると、土日の休みにしっかり寝て休んで、気づいたら休みが終わっていた・・・なんてことになることもしばしばですが、そもそも肉体的に疲れていなければ、土日は自分がやりたいことができます。
そもそもなんのために働いているかを考えてみると、平日の仕事でお金を稼いで、休みの日に好きなことすることです。
それなら土日にしっかり遊べるよう、仕事による肉体的疲労が少ないことに越したことはないですよね。
研究職のメリット3 飽きない
研究職のメリット3つ目は、『飽きない』ことです。
これも非常に魅力的で、私は性格的にものすごい飽き性なんですよね。
毎日同じことの繰り返しだったり多分飽きてしまって最悪仕事を辞めてしまっていたかもしれません。
でも研究職というものは、日々新しい技術を追求できますし、生産拠点からは様々な困りごとの依頼が来ます。
同じ仕事ってほとんどなくて、日々勉強しながら対応しているくらいです。
勉強して新しい知識を身につけながら仕事ができる。こんな素晴らしいことはないです。
研究職のメリット4 在宅勤務できる
研究職のメリット4つ目は、『在宅勤務できる』です。
昨今コロナが世間を賑わせています。在宅勤務の重要性を痛感した人も多いと思います。
これが設計開発職だったり、生産現場でものを作ったりする立場であれば、出勤しなければ仕事にならない、なんてことになりますが、研究職は違います。
基本的にはPC一つで仕事になって、実験が必要なときだけ出勤してデータをとり、その後は在宅勤務中にデータを整理して、文書にまとめて報告するということができます。
実際に私自身も週4日は在宅勤務をしています。
研究職のデメリット1 何してるか説明しづらい
これまで研究職のメリットについて説明してきました。
しかし物事には表裏があるように、研究職にもデメリットがあります。
私自身はそのデメリットで困ってはいないのですが、困っている人がいるので説明します。
まず1つ目に、『何してるか説明しづらい』です。
やっていることが難しくて説明したってわからないだろうし、案外やってることがコロコロ変わってしまい説明したって意味ないしな。。なんてことが多々あります。
発明なんてことになれば、会社として発表するまでは家族にも話していけないこともたくさんあります。
そうなると、例えば家族の集まりだとか、婚約者のご両親に仕事を説明するときになんて言ったらいいのだろうかってなってしまいます。
まぁ人生の節目で困ることがある程度で、それほど大きな悩みではない気がしますが。
研究職のデメリット2 腰痛になりやすい
研究職のデメリット2つめに、『腰痛になりやすい』です。
体を動かして、製品を作るわけではないです。
生産現場へ行ったり来たりしているわけでもありません。
やってることは実験中に実験機器が問題なく動くか監視して、出てきたデータを整理して文書化して報告する、基本的には座り仕事なわけです。
座っているときの腰の負荷はものすごく、立っているときの約2倍の負荷があるそうです。
仕事の集中するあまり、立つのを忘れてしまい、半日座り続けてしまったなんてことになれば、もう腰はガチガチになっています。
そんな日々を続けてしまうと、腰痛持ちになってしまうわけです。はやり運動が少ない分、体は衰えやすい傾向にあると思います。
結論:研究職のメリット・デメリットをおさらい
ここまで筆者自身が思う研究職のメリット・デメリットを説明しましたので、一旦まとめたいと思います。
メリット
- 休みやすい
- 肉体的疲労が少ない
- 飽きない
- 在宅勤務できる
デメリット
- 何しているか説明しづらい
- 腰痛になりやすい
ここでの情報が少しでもご覧になってもらった皆さんの就活に活かせたらと思います。
今後もメリット・デメリットあったら追加していきます。
ここに足を運んで頂いた方は就活中もしくは転職中で研究職を検討している方だと思いますので、そういった方に必要な情報を発信していきますので、今後も機会があれば御覧ください。
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