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研究職でもテレワークできるのか?【理由とテレワークに必要なことをまとめました】

最近よくテレワークや在宅勤務という言葉を耳にされる方も多いのではないでしょうか。2020年に流行った新型コロナウイルスのせいです。もしかするとすでに利用されている方もいらっしゃるかもしれません。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、なるべく人が多く集まる場所や施設へは行かない、満員電車を利用しないなど、様々な手が打たれている中で、時差通勤とともにテレワークが奨励されています。また、小中高等学校へは政府より休校の要請があり、小さなお子さんがいらっしゃる方は対応に苦慮されていると思います。

ただ、研究職の方は実験をする必要もあるため、テレワークは難しいと思われがちです。しかし、本当に不可能なのでしょうか?

今回は研究職の方もテレワークが出来ないのか、また今後、可能にするためにはどうすればよいのか、私自身の体験を踏まえて解説したいと思います。

 

まず私が何者なのかを知ってもらうべく、私のプロフィールを出します。

  • 名前:わや
  • 学歴:国立大学大学院 電気電子工学専攻卒
  • 出身:九州
  • 年齢:29歳(入社5年目)
  • 会社:メーカー(従業員は数万人)
  • 職種:研究職
  • 仕事内容:設計・開発・品質管理・生産技術・JIT・プログラミング

 

 

研究職の仕事内容

研究職と言っても種類は豊富で、化学系やIT系、メーカー系などがあります。この記事では私が属するメーカー系の仕事内容を説明しますね。

 

メーカー系の研究職の仕事内容ですが、ざっくりいうと以下の内容があります。

  • 営業(研究の獲得)
  • 検討・アイデア出し
  • 実験・解析
  • データ整理
  • 資料作成
  • 報告

細かく言い出すとキリがないですしテレワークできるかどうかには不要なため省きます。大事なのはテレワークができるかどうか、です。

それではそれぞれについて簡単に説明しますね。テレワークができる仕事、できない仕事を考えながら見てください。

営業(研究の獲得)

え?研究職も営業するの??

答えはYesです。みなさんが想像するような何社も訪問して走って営業、とは違いますが、何にしろ勝手に研究はできません。メーカー系の研究職であれば何かしら製品の開発に必要な技術を研究しなければなりませんから。そうすると上層部の方に提案して研究してよいかの許可を取らなければなりませんし、生産場所にはできた研究結果を報告して次の新製品に導入してもらえるよう交渉しなければなりません。

 

検討・アイデア出し

これは言わずもがなですね。研究職の一番の活躍の場です。他の人には思いつかないうな研究テーマを出したり、課題を克服できるようなアイデアを出す必要があります。研究職の一番楽しい業務になることでしょう。(しかし、一番たいへんなところでもありますが。。)

 

実験・解析

これも研究職なら当たり前の業務です。研究をすすめるにあたって、確認しなければならないこと、予測しなければならないことなどたくさんあります。それらを実施するために長時間シミュレーションソフトウェアを動かしたり、大きな実験装置を操作することになります。なかなか結果が出ずに何日も何ヶ月もかかることがあります。でも仕方がないです、これが研究職です。思った以上に地味な活動の積み重ねが研究結果に繋がります。

 

データ整理

実験や解析を実施したならば、その結果を報告するために膨大なデータから必要なものを抜き出し、処理し、わかりやすく表・グラフ化しなければなりません。人や実験結果によって処理にかかる時間は差があれど基本的にはパソコン1台でできる仕事です。

 

資料作成

データ整理した結果だけでは、見た側は何を言いたいのかわかってくれません。ちゃんとストーリー立てし、どうしてその研究が必要であったのか、何が嬉しいのかを伝えなければなりません。データ処理同様基本的にはパソコン1台あればできる仕事ですね。資料のまとめ方を相談することはあるでしょうが、チャット・オンライン会議・電話など会う必要はないでしょう。

 

 

研究職でテレワークできるのか

以上、研究職がどういう仕事をしているのかざっくりベースで説明しました。どうでしょう?読まれてみて実際に出社が必要な仕事はどれだったでしょうか?

答えを出します。

  • 営業(研究の獲得)  → テレワーク可能(一部対面打ち合わせ)
  • 検討・アイデア出し → テレワーク可能
  • 実験・解析 → 要出社(一部テレワーク可能)
  • データ整理 → テレワーク可能
  • 資料作成 → テレワーク可能
  • 報告 → テレワーク可能(一部対面打ち合わせ)

結論から言うと、ほとんどテレワーク可能です。『検討・アイデア出し』『データ整理』『資料作成』はテレワークで100%できますし、『営業(研究の獲得)』『報告』もほとんどテレワークできます。ただ初めて対応するところの人であったり、非常に大きなプロジェクトであった場合は対面して打ち合わせが必要であったりします。

研究職で出社が確実に必要になる業務は実験・解析くらいです。どうしても設備や道具が必要な実験は出社が必要になってしまいます。解析に関しても高性能なパソコンでなければいつまでも終わらないなんてことになってしまうため出社が必要です。ただし、リモートで接続して利用可能なパソコンなら十分テレワーク対応できます。

 

 

テレワークするために

おそらくこの記事を見つけて読んでいらっしゃる方々は、すでに研究職、もしくはこれから研究職に従事される方だと推測します。そこで研究職でテレワークができるのか気になって検索されたのではないでしょうか?

そんな方々のためにテレワークするために必要なことをまとめます。

 

テレワークできる企業を選ぼう

そもそもテレワークを許可してくれない企業に入社してしまっては、どうあがいてもテレワークできません。企業選びの時点でテレワークできるかどうかをちゃんと確認する必要があります。面接の質問で聞いてみるといいと思います。聞いてみて、回答を悩んでいるような会社、もしくは不機嫌になるようではテレワークできないですので、すぐ違う企業に切り替えていきましょう。

 

テレワークできるスキルを身に着けよう

たとえテレワークできる企業に入っても上司からテレワークできるほどスキルがないと思われていてはテレワークできません。何も難しいことはなく、届いたメールは見逃すことなく対応できる、指示待ちになるのではなく自分から仕事を回せる、問題が起きたときに上司に相談できる、このような当たり前のことを当たり前にできれば大丈夫です。

 

テレワークできる環境を構築しよう

スキルがあっても自宅でテレワークできる環境がなければテレワークできません。家が散らかっていれば重要な書類をなくす危険性もありますし、インターネットの環境が整っていなければそもそもテレワークできないですよね。その他やってみたら案外困ることがでてくると思いますので、試しに1日だけ試験的にやってみるのもありです。

 

 

研究職こそテレワークできる

  1. 研究職がどういう仕事をしているのか
  2. 研究職がテレワークできるのか
  3. テレワークするために最低限必要なこと

を説明してきました。研究職こそテレワークがしやすい時代に適した仕事です。テレワークできるか不安な方は就職先に確認するも良し、今現在テレワークができない企業に勤められている研究職の方はテレワークできる会社に転職することを検討されてみてはいかがでしょうか?

  • この記事を書いた人

わや

大手メーカーで働く29歳研究職。毎日フレックスタイムと在宅勤務を活用して自由気ままに働いてる。 エンジニア向けの情報を発信するので、記事を見て気に入ってもらえたらtwitterもフォローください。

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